直前割引宿 メリットがあるのは宿ではなく、宿泊客側だけ

投稿日:2018年9月16日 更新日:




直前割引宿はおキライですか?
割引バリバリの宿に「安かろう、悪かろう」のイメージを持つのも古臭くなってきましたね。
通常の品質のホテルを、価格だけ割引しちゃうのが、直前割引宿だから。

そもそも、直前割引したところで、宿には特段のメリットはない

若干の収入がはいっても、宿の従業員の給与にはプラスに作用しないし。
日本の全職業の平均年収は、35歳で435万。
宿泊業界の平均年収は、420万円。
あー、わずかに足りません!
つまり、営利目的で直前割引宿をやっているわけではなく、
むしろ雇用継続や、宿泊者のために宿を営んでいるのが、日本の一般的な宿なんですよ。

善良な宿たち、ボランティア精神に溢れた直前割引宿
だからちゃんと目を見開いて、直前割引宿と向き合わないといけない。
ちっ、直前割引でも宿なんて高いぜ、と心中思っているのは、狭い度量の人。
身を呈して、自分たちの旅行プランを助けてくれるのが直前割引宿だと思ったら、
なんだか感謝の気持ちもでてくるってとこじゃないか。

心を入れ替えたからって、別に割引なしの宿泊料金で予約することが、あなたの罪滅ぼしではないさ。
宿屋の人たちはみんな善い人。それを認識して、自分にできることをして、
直前割引宿にそれ以上の無茶は要望しなければ、それでいいんじゃないかなぁ。
もう一回。直前割引宿はおキライですか?

直前割引宿 メリット

随分と思いきった当日宿を作ったもんだね。
事前予約不可、当日という直前予約のみ受け付けるホテル
予約ができないホテル=ラブホテルじゃないよ、予約者を前提としたちょいセレブのホテルだもん。
ただ、予約が当日しかできない宿っていうだけ。
その直前宿の特徴は、この「当日予約のみ可」というところにある。

何故こうなったのか、って、それは直前宿オーナーの、当日割引への不信から来ているんだ。
前々から当日割引のみを受け付けていたホテルじゃない。
普通に事前予約できたし、早期予約割引制度だってもうけていた。
色々な割引制度があって、その中から宿泊客が自分に合う割引商品を選択する形だったんだ。

当時は、直前割引が爆発的に流行った時代。
宿泊業界では早期予約割引を導入して同業同士の体力争いとなっていたのに、
それに加えて直前割引の流行だから、
まるで普通の料金を払って泊まるお客さんがいなくなっていて、
全員が何かの割引を適用して泊まるのが当たり前になっていたんだ。
中でも、直前割引の悪用が際立っていた。

知恵をつけてしまった旅行者は、どうせあらかじめ予定が決まらないし、
早く申し込んでも宿泊直前でも同じように割引が得られるのだから、
といって、多くの旅行者が直前割引を使う傾向があったんだ。
そのホテルでも直前割引での宿泊者が約7割にもなって
なんだか普通に予約してくれてきている人たちが馬鹿馬鹿しい感じになってしまって、
直前宿のオーナーも「不公平感がある」と思うようになっていったんだ。

だからいっそ全部を当日割引にしてしまえば、公平になる。
料金もフラットになって、色々な企画にヒトとカネと時間を費やすこともない、
と思って、全部屋当日割引のみの宿っていうことにしたんだ。
それは良いことではないかもしれないね。
勝手な宿泊者の選択にヘソを曲げた、っていうか、でもその選択肢を与えたのは自分だから、
別に宿泊者が割引を多用しすぎたからって、悪いことじゃない。
当日宿は当日だけで。
他ホテルとの差別化、あとはそういう変わった制度がいい宣伝材料になって、
当日宿が流行ることになればよいのだけど。

直前割引宿

宿泊客予備軍に、どうやって当日割引の宿を提案するか
わたしは地元の幾つかのホテルと連携しながら、当日割引の宿利用者拡大に注力している。
狙う客層はズバリ、深夜割増のタクシーで帰宅する飲み会帰りの人。
家族へのアリバイ作りに、高いタクシー代を払ってまで帰宅したいという気持ちは分かる。

でもね家族としたら、そのために割高な出費をして、夜中に騒がしく帰宅してもらうよりは
いっそそのまま会社近くの宿に当日割引で宿泊して、めいっぱい眠った翌日に
普通に出社する方が、金銭的にも時間的にも精神的にもメリットがあると判断できると思うんだ。

夜23時頃、そろそろ終電がピンチになりつつある時間帯からが、当日割引の宿の売り込み好機
地元の飲み屋には話は通してあるから、faxで一斉送信した当日割引の宿リストを、
まだ飲み続けているお客様に回覧してもらうシステム。

タクシー代よりも安く近く、そして一杯眠れる、すぐ近所に当日割引の宿あります!
その売り文句は地元の飲み屋とホテルにお金を落としてもらうための連携プレイ。
金曜日の夜ならまだ知れず、明日も会社に行かなくちゃいけない平日の夜ならば、
当日割引の宿で宿泊して、お金も体力もセーブして、平日を続ければいい。

飲んでも家に帰れ、という考え方は、もう時間の問題で崩壊していく古いサラリーマン神話
ホテル側がそれを気付かせる仕掛けをいっぱい作って、新しいホテルマーケットを開拓さ。
さぁ、宿泊予備軍を呼び込んで、宿泊客の新規開拓をする大仕事が待っている!







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