旅館 当日割引








当日割引の旅館を探すとき、僕が宿泊客だったら、どうやって当日割引料金がある旅館を探すだろう。

このことの答えを深堀することが、僕が経営する旅館に、

当日割引で予約するお客さんをもたらせてくれる、僕はそう考えていた。


ウチの旅館でいえば、データ上、1週間以上前に宿泊予約を入れてくる宿泊客

全体の9割を占めていて、「明日からの宿泊予約を入れたいんです」

「今日、空いている部屋はありますか?」という問い合わせは至ってレアケースだ。





旅館側の受け止めとしても、当日予約を入れてくれる宿泊客は、

結構異質というか、「なんでこんな直前に予約してくるの?」ぐらいに、

あまり歓迎する態度を示していなく、

まぁ、正規料金で宿泊するしかないけどどうする?といった、旅館の一般的な対応をしていた。


だがしかし、ウチの旅館でも稼働率の伸び悩みは深刻で、

国内旅行業界全体の人気低下の影響はモロに現れており、

今やどこの温泉旅館もそうだが、ホテルにお客さんを取られている印象もありつつ、

なにしろ稼働率は微減のラインをたどりつつある。


だから、例え客室単価が下がっても、なんとか稼働率だけは確保したい

お客さんさえこれば、旅館の関連商品である料理とかお酒とかで、いくばくかの収益は入ってくる。

そうだ、まずは稼働率が安定すること、人の流れだけは断ち切らないこと、

これが旅館存続の柱になっているのだ。


そこで僕が目を付けたのは、当日割引の旅館として内外に存在をアピールすること。

旅館はあまり当日割引のような割引料金を出したがらないから、

一般顧客からすると旅館=高い、というイメージを持たれがちだ。


そこを当日割引の旅館で払拭すれば、多少単価が落ちても、稼働率は確保できる

さて、僕が宿泊客だったら、どうやって当日割引料金がある旅館を探すのか。


それはやはり、インターネットだろうな、それも旅館のホームページを

ひとつひとつ周ってみるのは面倒だから、旅行会社の宿泊予約サイトで、

複数の旅館やホテルの料金を検索できるものを集中的に見ることだろう。


そうだ、やはり大手の旅行会社宿泊予約サイトと提携して、ウチを広告してもらうのが一番有効だろう。

自前でサイトを立ち上げても保守や維持、そして宣伝に多大な費用がかかるから、

幾ばくかの手数料はもちろんかかるにしても、旅行会社のメジャーな宿泊予約サイトに

お世話になって、ウチの旅館を売ってもらおうじゃないか。

引き続き、旅行会社と旅館の蜜月関係は続くのだなぁ。